■4D超音波とは?
3D超音波画像に時間の要素を加えたものです。
お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんの動いている様子などが、実時間(リアルタイム)で、つまり生中継で見ることができます。
さらに3Dでは難しかった赤ちゃんの心臓の早い動きにも対応するようになりました。
■3Dや4D超音波診断には、リスクがありますか?
いいえ、3D/4D超音波診断も超音波を利用して体内の様子を観察します。レーダーや魚群探知機の原理と同じです。プローブと呼ばれる探触子をお腹にあてて超音波を体内に送り、反射して帰ってきた微弱な超音波を捕らえて画像化します。
ただし羊水の量や週数、赤ちゃんの位置などによって画像化できないこともあります。
■なぜ4D超音波の画像は金色なんですか?
画像の色彩は選択できるようになっています。金色は見た目に美しく、また立体的に描写するのに必要な影やハイライトをきれいに表示できるので、多くの先生方が使われています。
■実際の4D超音波画像
顔の上部にある程度羊水スペースがあり、手足などで覆われていなければ写真のように胎児の表情や動きをリアルタイムに観察できます。
以下の写真は当院で妊婦検診を受けられている患者様の赤ちゃんです。